新漆(パテ)を使った金継ぎの方法

新漆(パテ)を使った金継ぎとは?

新漆(エポキシパテ)を使った修理方法、コツを紹介します。


本漆(生漆)を使った伝統的な金継ぎにくらべて、

  • 期間が短くできる
  • 材料が安い
  • 色のついた金継ぎができる

といったメリットがあります。

本漆(生漆)を使った金継ぎには、漆金継ぎキット(入門用キット)を使うとお手軽です。

新漆(パテ)を使った金つくろい方法の手順

所要時間3日

◆準備

1)補修前に、割れた断面を歯ブラシなどでよくこすって、不純物やゴミのないようきれいにしてください。

◆パテで接着

2)速乾性パテ(エポキシパテ)を輪切りにして、指に水をつけながら手早くこねて混ぜ合わせる。
3)割れた断面の片方にパテを手早くなすりつけていく。多少多めに。
4)割れたかけら同士を、力を込めて均一に押しつける。ずれがないように。
5)段差がないかよく確かめ、はみ出たパテをぬぐい取る。このまま10分ほど置いて乾かす。
6)固まってはみ出したパテを、カッターなどできれいに削る。
7)耐水性サンドペーパー(400番)で、水をつけながら接着面を軽くこすり、なめらかにする。
8)良く拭き取ってきれいにする。隙間がないか確認。
9)パテが埋まってなかった部分・隙間に、遅乾性パテを補充する。パレットナイフなどで丁寧に埋める。
10)表面を均一にして、はみ出た部分がないように丁寧に拭き取っておく。一昼夜乾かす。

◆金引き

新漆による金継ぎ・イラスト
11)(翌日)パレットに透明漆と真ちゅう粉を取り、1:1に混ぜる。
12)漆薄め液を少量加えて、むらなくしっかり混ぜる。
13)12を筆(極細筆)に取り、接着面の上をゆっくりていねいにたどる。できるだけ細く。何度もなぞらない。
14)割れの外側・内側を描きおわったら、そのまま置いて30分以上乾かす。完成!!

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